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3月31日

仕事が早めに終わる日(早勤は朝7時〜夕方5時)は
寄り道をしてくることが多いマーボー氏。
下北沢や吉祥寺などで
レコードを物色してくるほか、
リーズナブルでエンタテインメントが溢れる場所、
図書館に行くことも多い。

借りてくる本は、音楽や妖怪関係、
ふくろうムック(河出書房の図説シリーズ)などがほとんど。
でも先日は、“やっぱり”映画の本を借りてきた。

「大林監督の本を読んだ。
 良かった。
 パンクやね、比喩的に。
 日本映画産業に風穴を開けた監督だ。

 いや、パンクというよりロックかも。
 まるでビートルズのような存在。

 既成の価値観を越えた監督。
 黒沢監督、小津監督はそれぞれ東宝、松竹の社員だった。
 いうなれば会社というシステムの中での監督だった。
 それに対し大林監督はCM畑から来た外部の監督。
 いわば既成のシステムの崩壊者である。

 閉塞された社会を覚醒うんぬん……と
 まぁ、よくわからんが、とにかく凄いらしいです。

 日本のヌーベルバーグやね。
 日本映画も要チェックや!」

なぜかの関西弁、最後のシメから推測するに
この本、『スラムダンク』の読後感に似た
興奮があったということかな?
by trasac | 2006-04-04 13:40


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