9月28日

旅の楽しさを知ったマーボー氏は、
地図に加えて、時刻表まで愛読書となった。
さしずめ“にわか鉄っちゃん”状態。
(“にわか”なのは、カメラが使い捨てだから)

次はいつ、どこへ行こうか常に考えるなか、ちょっとブレイク。
キャメロン映画を2本見た。
『インハーシューズ』(主演/キャメロン・ディアス)
『エリザベスタウン』(監督/キャメロン・クロウ)
(※ジェームズ・キャメロンは今回なし)

その感想が今回!

 「家にあったから、映画『イン・ハー・シューズ』を見始める(←俵万智っぽい出だし)。
  “靴”というものは、アメリカ人にとってはとってもシンボリックなものなのかも知れない。
  かつてキング(エルヴィス)は
   『俺の青いスエード靴を踏んだら承知しないぜ!』と歌い、
  さらに『僕の靴をはいて一マイル歩いてみて。
           人を傷付けたり批判したり責め立てたりする前に』と歌った。
  どうやら“靴”は『その人自身』という意味があるらしい。

  そんなことをカレーを食べながら思った」

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 「『〜のように仲良く』
  『離婚したけどね』
  『でも、仲良いわ』 /『イン・ハー・シューズ』の会話より

  そんなわけで、ソニー&シェールのヒット曲『I got you Babe』を
  レゲ・アレンジでもってくるところは偉い!
  もちろん、『イヤな野郎の小屋』が
  ジャマイカン・レストランといふところからの発想だろうけど。

  80、90年代には出演の少なく感じたシャーリー・マクレーンが出てて嬉しかった。
  (シャーリーと僕とは同じ誕生日なんで、親近感あるし)
  ここ近年、50、60年代に活躍した女優が映画に出るのは良いね。
  一時期映画界から離れていた人ほど出てる気がする。
  次はバーブラかな」

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 「『エリザベスタウン』、これまた“靴”にまつわる映画。
  靴会社の社員(オーリー)が会社に大損失を与え、クビになる話。

  後半、音楽の嵐(荒し)映画となる。
  『ムーンリバー』で踊る妻。この曲は映画によく使われるね。
  バンドが“フリー・バード”(レーナード・スキナード)をやる。
  火の鳥が会場を混乱に陥れるのも、ロック好きの性が出たんだと思う
  (カオスがロックの基本ですものね、キャメロンさん)。
  僕も9分間レコードに合わせ踊り狂いました(←こえー)。
  お陰でたくさんの汗をかいた。
   スモールタウンへのハートブレイク・ジャーニーってか。
  素直な感想。良い映画でした。
  あ、でも『ナゲッツ』からの曲を使うなんてのはズルイ!!

  ちなみに、『灰をまく』といふ行為も
  ロックファンなら、偉大なるカントリー野郎・グラムパーソンズのことが思い出されますね。
  メンフィスのサンレコードも立ち寄る。
  もちろん、いわずもがなな見せ方がますますスケベだ、キャメロンさん! 
  主人公がキング(エルヴィス)のグラサンをかけて運転してるのもズルイ!
  ロック好きならたまらないロードムービーやな。
  僕もアメリカを走りたいな!」

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 「僕の考える『エリザベスタウン』のコピー

   『女に振り回される男の話』
   『挫折と幸せは隣合わせ』
   『大失敗から大成功へ』
   『男の妄想、夢落ちかも…』
   『夢を持とう、きっと叶うさ』
   『虚構の街〜エリザベスタウン』
   『南部への誘い』                          以上。

  キャメロン・苦労監督——なぜか僕は好きになれない。
  たぶん視点が僕と似てるからかしら。
  ロックを客観的に論じ、衝動よりも学問的に描くところが。
  ロックにロマンを感じているところも近い。

  スコセッシやベンダースはとても好き。
  ロックとの接し方がとてもスマートだから。
  余裕を持って描いてるからね。
  僕もこうありたい」


キャメロン・クロウに近親憎悪を感じるマーボー氏って、やっぱりスゴいと思う。
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by trasac | 2006-09-30 17:38


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