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3月24日

 「なにから発想を得るかが大事」

これは同居人である筆者が借りてきた
『世界で一番パパが好き(監督:ケビン・スミス/米 04)』を見ての言葉。

 ニューヨークで働く主人公(ベン・アフレック)は、
 出産と同時に妻(J.LO)に先立たれてしまう。
 残された娘を育てながらも仕事を続けるが、うまいこといかない。
 ついには大失態をやらかしてしまう。
 それを契機に実家であるニュージャージーにて子育てを始める。
 7年後。かつての仕事に再び就こうと
 娘を連れてニューヨークへ戻ろうとするが
 娘はニュージャージーに残るという。
 自分の思いを貫くのか、娘の気持ちを尊重するのか。
 そんな選択を迫られた主人公が出した結論とは……。

 簡単にいうと、
 ひとりの男が“父親”として成長していく
 過程を描いているお話。


ベン・アフレックが主演の映画なんぞは
今までのマー氏なら興味を示さなかった。
しかーし、新生・マー氏は“映画”という名が付けば
とりあえず口にしてみる体質に変わったようだ。


 「観ました『世界で一番パパが好き』。
  まるで『アバウト・ア・ボーイ
  (主演:ヒュー・グラント/米 02)』ですね、話の構造が。

  ラストの学芸会のくだりなんてまんまです。
  感動を引き起こすプロットは使い回される。
  最近は子供が出てくる映画が多い気がする。
  偶然か、それとも流行りなのか。

  昔から似たような話が当たると次から次へと
  量産されるシステムがあるね。
  歴史は繰り返す。

  原題『ジャージー・ガール』は
  ボス(ブルース・スプリングスティーン)が
  歌うトム・ウェイツの曲。

  ♪ジャージー側では全てうまくいく〜

  まさに、曲から発想した映画だ」


映画を見るとき、
使用されている音楽にものすごく耳がいくらしい。
なぜそれがチョイスされたのか、
どうしてそこで使われているのか。

そういった構造には無頓着な筆者なので、
上記のコメントを読んだときは、
目からポロリとうろこ状態+「すげぇ」と感嘆=
今までそんなこと一度も考えたことがなかったので、
どんより自己嫌悪。


それにつけても冒頭の言葉、非常に同感です。
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by trasac | 2006-03-29 22:21

3月17日

「一年の計は元旦にあり」というのに、
3ヵ月を過ぎた今ごろになって“今年やること宣言”を送ってきた。

 「休みを使ってビデオの整理をしました。
  150本ものビデオがありました。
  三分の一はセルビデオでした。
  (そのなかの数本はエロビデオでした)

  今年中に全体の三分の一を処分して100本にしたい。
  ほとんどが映画と音楽関係。
  よくまあ集めたものです。
  まだまだ未見作品が多いのは困りもの。
  買って満足するタチなのね。

  レコードにしろ本にしろ、
  今年の目標は買うより処分を多くやることです。

  一年間で50本のビデオ、
  400枚のレコード、
  100冊の本を処分したいと思います。

  どうなることやら」


今彼が一生懸命取り組んでいる作業、
それは自分のビデオコレクションの整理。

先に挙げた3作品は、その作業の一環。
もとい、それらの作品を“借りて”見たことで
「足場を固めなきゃ」と着手したわけ。

マー氏の嗅覚で集めたコレクションには何があるのか。

先日、例によってリビングに横になりながら
(最近は布団まで持ち込む始末→ちょっとした避難所状態)
観ていた作品、それは
オウム真理教のドキュメンタリー『A』(監督:森達也)。

うう〜ん、意外に社会派。

大学では「社会学」を選考していたという
硬派な一面もお知らせしておきます。
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by trasac | 2006-03-20 13:26

3月10日

マー氏から続々と届く「映画メモ」メール。

「メモ」というだけあって、
単語だけだったり、彼の口語同様、
文法めちゃくちゃな一文や
尻切れトンボなフレーズがわんさか。

それらをどうにか紡いで、今回は3本の映画を紹介。


『悪魔のいけにえ』(74/米)----------------------

  最近僕が注目しているpoorwhiteモノ。
  poorwhite——いうなれば、
  黒人以下の生活を強いられている田舎の白人のこと。
  『サイコ』の題材にもなったエド・ゲイン
  (全米を震撼させた異常殺人者)が元になっているとか。
  90分にも満たないけど見所満載。
  怖くもあり、悲しくも面白い不思議な映画。
  明らかにロウバジェットだが、それがうまくいった奇跡の作品。
  すげえや。


『狼男アメリカン』(81/米)----------------------

  イントロの「ブルーmoon」から始まり。
  ベッドシーンの「moonダンス」
  (ヴァン・モリ最高! 最近新譜も出ましたね)。
  さらに「バッドmoonライジング」。

  いやはや、こらえきれずにメールを差し上げた次第です。
  この調子で「moon」な曲がたくさんかかることを期待するばかり。
  さすが音楽好きな監督(ジョン・ランディス)はいいね。
  興奮しまくりです。
  ストーリーも◎。
  「ベラ・ルゴシうんぬん——」のセリフにしびれました。
  ラストまで耳(目)が離せな〜い。


『レイダース 失われたアーク』(81/米)----------------------

  なにより大活劇。
  ナチが悪の組織ってのもステロタイプでいい。
  『電撃フリント』(66)と同じシーンあり。
  『ジーザスクライストスーパースター』(73)に出てきた
  ひんやり冷たそうな胸のカラータイマーもある。
  ラストは『コンスタンチン』(05)的な映像美。
  つくづく映画って昨日、今日、明日(現在、過去、未来)。



上記を見て気になるのは、チョイスの仕方。
その理由は次回!
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by trasac | 2006-03-14 22:22

3月3日

エルビスらとロカビリーの黄金時代を築いたミュージシャン、
ジョニー・キャッシュの自伝的映画
『ウォーク・ザ・ライン』を観に行く。

現代の坂崎幸之助よろしく、
常にギターを肌身離さず携えていたという
ジョニーにあやかってのことだろう。
上映館によっては、
「ギターを持ってきた方は1000円!」キャンペーンを
行っているところもあった。

それを知って「これは!」と膝を叩いたマーボー氏。

ローンで買ったはいいが、片手で収まってしまう回数しか弾いてないギター
(ジョージ・ハリソンが弾いていたものと同じエピフォン)を持って
いざ行かん、映画館へ。

当初の予想では、ギターキッズ達がやんややんやと押し寄せて、
客席はちょっとしたオーディション会場と化しているかと思いきや、
ギターを持ってきた人はマーボー氏オンリーだったという。

こんなところで人生の“オンリーワン”を叶えてしまったからに、
ふう、先が思いやられるぜ。
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by trasac | 2006-03-06 21:55