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12月25日

相変わらずレコ&CD&DVDに目がないマーボー氏。
しかし、振り返れば、引っ越しの準備、部屋の整理などをするべく、
レコ&CDを手放すことのほうが多かった2006年。
さて、オーラスは何を購入したのやら。

「今年の買い納めCDおよびDVDは、HMVにて。
 トリプルポイントセールのため(3倍ですよ、3倍!)24ポイント獲得。
 27ポイントには23円届かず、惜しい。

 ともあれ念願悲願、やぶれかぶれでビートルズの『ラブ』をやっと買いました。
 正直、かなり幻滅なアルバムではありますが、
 ビートルズを買わぬことには僕の音楽人生は終わり
 (終わっているも同然ですが←笑えない自虐ネタ)になってしまうので、
 とりあえずの自棄買いです。

 今年はプライマル、レッチリ、ベックなどの新譜が出ました。
 しかし、全く興味がなく買いませんでした。
 もう音楽には興味がない自分が、なんだか寂しい。

 これでビートルズを買わないとなると本当に寂しい。
 そのためだけに1290円と安く売っていたため購入した次第であります(隊長!)。

 さてさて、本題は3本のDVDなんです。

 『アリスの恋』
 (監督/マーティン・スコセッシ、出演/エレン・バースティン、クリス・クリスファーソン)
 『スクール・オブ・ロック』
 (監督/リチャード・リンクレーター、出演/ジャック・ブラック)
 『エリザベスタウン』
 (監督/キャメロン・クロウ、出演/オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンストン)

 といふラインナップ。
 すべて音楽がいい味出してる映画です。

 そうか(ユリイカ!)、僕の音楽人生はレコードから映画に代わっただけなんだ!
 映画の中から音楽を味わう嗜好にシフトチェンジしただけ。
 音楽好きな根っこの部分は何も変わらずです。
 ホッとするやらしないやら……。

 そろそろマーラジやりたい気分な年末です」


え? 「マーラジ」って何かって?
これはマー氏がライフワークとしてやっているラジオです。
ラジオとはいえ、テレコに向かって音楽かけながら
思いのたけをつらつら語ったものをダビングして
友人に配るだけのもの。

今や、デジタルで音楽を聴く時代でありながら、
考え方がアナログであり、昭和初期であるため
まだまだこのような手法にこだわっているのです。
(単に、デジタルなやり方がわからないだけらしいが)

もし、「聴いてみたい!」という奇特な方がいらしたら、ぜひご一報ください。
素人とは思えない、独特な“べしゃり”は、一度聴くとやみつきになるやも!?
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by trasac | 2006-12-29 14:09

12月17日

今回は、題して「四桁数字でたどる、冬の越後湯沢・谷川岳・水上」の旅〜。
年の瀬を目前に、マー氏は実家より冬山を目指したのでした。
なぜって? そこに山があるから、だってさ。
BGMは「山男の歌」でゴー!
♪娘さん〜、よく聞ーけよ、山男にゃほーれーるなよ〜

ーーーーーー

明日が楽しみで0000に寝たものの0230には起きてしまう。
目覚ましを0500にセットしたのに、余りにも早い目覚めだ。
30分近く布団の中でモゾモゾとしていても再び寝ることが出来ない。
諦めて本を読むこととした。

我が枕頭の書『貧困旅行記』です。
著者は敬愛して止まないつげ義春氏である。
どんな旅行書よりも僕にとっては役立つ1冊です。
この本を読むと旅への衝動が強く沸き立つ。
とても地味な内容ですが、想像力をかきたてられる。
良い本です。

【つづく(0414)】→→→→→→

《まだあげそめし前髪の〜》じゃなくて、
《ゆく川の流れは〜》でもなく。
『枕草子』の《いとおかし》が詠みたいのに、忘れた。
そんな気分の夜明け前。

「文化が生まれる」と、朝焼けを見てつぶやいた
かつてのバイト先の“居眠り鹿轢野郎”こと、大槻さん(42歳バイト)じゃないけど、
朝焼けは何か人の心に文化——気障な太宰は“文のお化け”と称した——を芽生えさせるね。
結局眠れず、朝まで起きてしまう。
0625桐生駅を出発しました。

【つづく(0629)】→→→→→→

桐生から新前橋へ電車に揺られる。
新前橋で上越線へ乗り換え。
しかし寒い。
三十路過ぎると寒さがこたえる。
ここは東京ではないこと実感、もっと厚着してくりゃよかった。
20分の待ちは長い。
これからもっと寒いとこへ行くのに先が思いやられる。
しかし、朝早いのでかたなし。
0720新前橋出発しました。

【つづく(0720)】→→→→→→

そうだそうだ、これから向かう先を告げてなかったな、失敬失敬。
水上谷川スキーと登山で知られる水上に向かっています。
さらにループで名高い清水トンネルを抜け、その先。
つまり、えーと、その……うん、ううん
《国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。(中略)夜の底が白くなった》で
余りにも有名な『雪国』の舞台で名高い越後湯沢に向かっています。

【つづく(0732)】→→→→→→

どうもつくづく例えが古風だな。
越後湯沢は、今ならガーラ湯沢になんのかな。
スキーのメッカ。「電車で行けるSKI SKI」ってなとこかな(←これも十分古い)。

伊香保のある渋川は大きな街だが、
渋川を過ぎると山奥へとドンドン向かう様子。
次の大きな町は、沼田。
沼田は割合とひらけているけど、山が近い。
さすがに新潟と近いだけあって、奥に見える山が白く雪化粧です。
思えば遠くに来たもんだ(by武田鉄矢)。

【つづく(0755)】→→→→→→

土合といふ駅。
モグラ駅で5人下車。
清水トンネルを10人の乗客を乗せ走行中。
トンネルを抜けると・・・さてさて。

【つづく(0842)】→→→→→→

いやー、3時間たっぷり満喫してきました。
なぜ3時間かって? それは次の電車が3時間後にしかやってこないためです。
清水トンネルを1日5往復しかしないためなんです。
仕方なく、かつ、いみぢくもでありやす。

ヤスナリゆかりの宿屋を見たり、雪国の碑を観賞したりと大忙し。
「駒子の湯」なる町営温泉にも入湯でき嬉しかった。
ただ、廃墟然とした神社に登り、
帰りに階段からずり落ちたことも明記しておこう(ぷぷっ)。

しかし、さすが温泉街です。
いたるところに温泉が溝に流れており助かった。

腹満たしには、駅そばで“雪国”だけに「まいたけ天そば」をすすりました。

1158に無事越後湯沢を出発。
そして土合駅で1225に勇気を出して下車する。
もちろん僕一人しか降りない。

土合駅の説明をすると、下りは地下ホーム、上りは地上なんです(カビラ)。
しかも上りと下りのホームまで10分もかかる駅なんです(再カビラ)。

正直、僕が降りたのは地上駅だったんだけど怖かった。
駅は無人で、売店は廃墟でうすら寒いし。

チキンな僕が降りた理由は、雪が降ってなく積もってもいなかったから。
無人駅であれこれ撮影してたら相方からメール。
これが一番驚いた。
怖くなって電話をしたら、六甲山の遭難話を聞かされるし、
駅に「谷川岳は危険な山です」との立て看板あるし、で。

ともあれ1238にバスが来るそうなんで一安心。
190円で安心と安全を買った(安い)。

して、1245谷川岳ロープウェイ駅着。

「1405」の帰りバスの時刻を頭に焼き付け、
片道15分の空中散歩が始まりました(往復2000円)。

1258スタート。
1313天神平着。
パウダースノウに感動する、寒くはない。
雪と展望を満喫し、珈琲も飲んで1346降りました→1401着。
1405発のバスで1428に水上着。
650円。

水上まで着いたら安心。
すぐに帰っても良かったが、次の電車にする(1548高崎行き迄遊べるため)。
一時間の水上街歩きの始まり始まり。

しかし廃墟が目立つ。
しかも中規模ホテルが軒並み廃墟。
街に元気がない。
観光客も見当たらないし、どういうことなんだ。
まるで狐につままれているような感じ。
うーん、なんだか侘しく感じる。
小ぢんまりした温泉街ならわかるけど、八割がたは営業してない。
緑濃い山の奥に谷川岳の白い頂きが見えて素敵なのに、残念。

街からはずれ国道に出てしまい、とぼとぼ歩いていると、雨もぽつりと降りだした。
初茸がりの正太(つげ作品に登場する坊や)な気持ちになる。
そわそわすることね(外国人的スピーチ)。

なにはともあれ、水上を後にする。
水上は海抜491です。
トンネルを越えた先には『雪国』舞台の越後湯沢、東京寄りには伊香保。
どうも分が悪いらしい。

太宰が行った水上谷川温泉郷。
ちょっぴり期待外れでした。

桐生には1725着予定。

長々と読んでいただきありがとふ。

ーーーーーー

小説の舞台になった場所とはいえ、
そんなに観光地観光地しているわけじゃあないのね。
(作品と場所にもよるんだろうけど)。

つーか、当時、作者がその作品を描こうと思った風景を
地元の方々はそのまま残している、とかって考えるのはどおかしらん。
そうすれば、交通の便が悪いのも(開発を進めないのも)納得がいったりして。
訪れる人は、自分のなかで想像した水上やらがまずあるのだから、
作り込まれ過ぎると、げんなりするしね。

以下は、冬の谷川岳のふもとでビビる大木ならぬマー氏の姿。
その寂し気な表情、とくとご覧あれ。


a0043360_20134511.jpg

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by trasac | 2006-12-18 20:11

12月8日

マー氏の土台が出来上がった場所、
つまり実家は、群馬県桐生市(織物が有名です)。

生まれてから高校時代までを過ごしたその地を
今回は別人種になってウロウロ。

題して「わたし、初めて桐生に来ました〜」の巻!


「今回はいつもとは趣向を変えて、初めて桐生に来た人の感想にて。

 JR桐生駅に1100到着。
 改札を抜け北口駅前から真っすぐ北上する。
 この街の印象は地方の歴史ある街、いつか来た街。

 桐生駅から5分の西桐生駅は古くて可愛い駅舎。
 桐生第一高校がある、確か甲子園出たな。
 一場の栄養費で有名。
 全国制覇したっけか?

 小曽根町なる町名発見。
 小曽根町? 群馬といえば中曽根首相(ロンヤス)。関係あんのかな。

 コンビに立ち寄り休憩(1115〜1123)。

 案内どおりに吾妻公園へ着く。
 公園入り口に光明寺なる寺。
 『はりつめた糸はやがて切れる 心にゆとりをもとう』との言葉に、「そうだ!」と手を打つ。

 吾妻公園の階段はキツく、ヘトヘト。
 公園を登りきったら車の音。なあんだ、道路あり。
 吾妻山登山口がこんなところにも。車で来たら楽かもね。

 再び山登り開始する。
 けっこう急な岩の道を登り、1153トンビ岩に到着。
 疲れた、汗をカキカキやっとこさ。

 うーん、眺めが良い。
 桐生の街を一望できる。体を休めくつろぐ。
 10人くらいの人とすれ違った、思ったより登っているな。
 しかもヒョイヒョイと下るおっさんもいたりする。
 半袖半ズボンないでたち。すごい。
 おばちゃんたちもえっちらと登っているのを見て
 僕のストイック魂に火が点いた。

 正午のサイレンと同時にスタート。
 悪夢のような岩場を汗だくで一心不乱に登る。
 限界を越えると人間、なんとかなるもんだ。
 1200〜1220の間、ただひたすら登る。
 おばちゃんたちを追越し、悪夢の20分間で山頂へ到着。

 山頂には3人いた。
 アクティブダイエットをがぶがぶ飲んで眼下に桐生の街を覗く。
 いい気分だ、登ってよかった。
 遅れておばちゃんたちもやってきた。話をする。
 『お兄ちゃんは私たちの3分の1でしょ、孫くらいな。
 だからまだまだ先に進めるわよ』と言われる。
 おばちゃんたちは、だとすると99歳?!
 そんなわけない、どうみても60代、いっても70。
 70歳としたら僕は2歳? そんなわけない。

 ともあれもう少し先に進むこととする。
 1245、山頂を出発。下りは階段、少し登り女山(460メートル)を1255に通過。
 また下り階段、少し登りピークあり、下る。
 登りが階段だとキツイけど、下りなら楽だ。
 村松峠へ1308到着。
 行くべきか戻るべきか下るべきかで悩む。

 【戻り】→吾妻山1キロ25分 【進む】→観察の森2.5キロ

 1315、意を決し先には進まず下山を考える。
 しかし細道、しかも手持ちの地図には案内のない道。
 不安を抱えつつも下山を試みる。

 細く暗く急なため危険を伴うが、今更戻るのもなんなんでぐんぐん下る。
 少しすると1320。下山しはじめ5分もすると沢のせせらぎ聞こえる。安心する。
 そのまま下り沢に到達。
 林道が沢沿いにあり、そのまま林道を下る。小倉川だった。

 しかしまだ不安は残る、ほんとにこちらでよいのかと三叉路にぶつかり悩む。
 「ええいままよ!」と真っすぐ行く。
 するとお墓があった。民家は近いと感じる。

 さらに進むと、長い階段のある稲荷神社を発見する。
 水木しげるの世界のような、まさに狐につままれているような錯覚をおこす。
 ご挨拶をしてから少し行くと、1344にアスファルト道路に出る。
 よし、これで帰れる!

 とぼとぼ田舎道を歩き、1410バス停着。ホッとする瞬間。

 桐生、この街は良かった。
 南川潤じゃないけど
 『何かしら故郷のようにこの街を愛する心になっている』そんな気がした」


新しい場所に行くだけが旅じゃない。
視線や気持ちを切り替えれば、いつでもどこでもトリップは可能ということか。

注目は、職場を離れてもばーさま人気が健在なところ。
熟れに熟れた女性たちは、マー氏のイノセント面
(ともすれば、気の毒な顔。そして挙動不審)に母性本能をこちょこちょされて
声をかけずにいられなかったのかもしれん。
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by trasac | 2006-12-11 16:27

11月30日

“ビートルズ”と聞けば、なんでも買っていたマー氏。
そんな日がずっと続くと思っていた、
ビートルズから心が離れるなんて思ってもいなかったという。

とーこーろーが!

三十路にさしかかる頃から、体に異変が。

いつもならピコーン!と反応していたビートルズものに
ED(ペレ)的な何かを感じた日の日記をば。


「昨日初めて聴いたビートルズの新譜(『ラブ』)。
 そん時の感想は、ただただ悲しかった。
 一日が経ち、もう一度確認したくて、吉祥寺タワーに寄って視聴した。
 正直、感動はないけど、感じたことをつらつらと。

 決して最新作と銘打つ代物じゃないけど、アイデアは良いのかもね。
 『アンソロジー』で未発表曲はやりつくしたし、
 『1』でベスト盤は作ったし(究極ではないが)。

 あとはフラグメンツをつなぐ手法くらいだよね。
 出来云々はともかく、作ったことだけは素晴らしいのかも。

 ただ、音楽に、ビートルズに情熱が少ない今の僕には購買意欲はわかない。
 たぶん、ここが悲しいのかも。

 ビートルズの出すものなら何でも盲目的に買っていた時代は過ぎ、
 ただいっさいは過ぎるだけといふ僕の感情が悲しく感じるのかもね。

 今から五年前の今日、ラジオからジョージの訃報を聞いて悲しみにくれた。
 まだビートルズが僕にとって特別だった日々。

 それから二年後の2003年にアビーロードに行き僕のビートルズ狂が醒め。
 そして今、完全に過去のものとなったビートルズに、
 なんだか不思議な感じがする。

 本日、ビートルズが来日した際に宿泊した『キャピトル東急』が
 幕を閉じたのも因縁めいている。

 そんな気分の今日なのです」


興味のあるうちは、まだ客観的なものだけど
意識しなくなった時点で、もう自分の血肉となったのでは、とか思う。
なんつうか、恋愛から結婚に至って、恋人が家族になったっていうか。

変わりたい 変わりたいと思いつつ
ホントに変わると うろたえマーボー 歌丸です。
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by trasac | 2006-12-03 19:19