6月25日

意外に生傷が絶えないのが介護職の特徴。

以前のデイサービスのときには“つねる”利用者さんがいて、
マーボー氏の腕まわりにはキスマークよろしく
薄い紫色の“あざ”が点々と付いていたのを覚えている。

今回は、引っかかれて右手を負傷してきた。
血こそ出ていなかったものの、
皮はペロンと剥け、端から見るとかなり痛そう。

その時の状況を同居人に解説するマーボー氏。

マ「──ってね、部屋から出てきちゃったから
  『ああ、ダメですよ!』ってその利用者さんを
  中に戻そうと腕を掴んだら『ニャー!』って具合に
  “ひっかじけられて”さあ」
同「“ひっかじけられて”?」
マ「うん」
同「それ、どこの言葉?」
マ「ぐんま」
同「で?」
マ「で、しばらくしてその部屋の様子を見にいったら
  その利用者さんがいたから『ここ見てくださよー』ってキズを見せたの。
  したら『あら、どうしたの? 大丈夫?』ってさあ、
 “ひっかじった”ことをケロッと忘れてちゃってるんだよ」
同「“ひっかじった”……」
マ「そんな気になる? 
  自動詞【ひっかじく】、使役【ひっかじけられた】
  訴えは【ひっかじくなよ〜】。
  つまり【ひっかく】がなまったんだな」

同居人には生傷よりも、
“ひっかじく”という言葉のほうが興味深かったらしい。
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# by trasac | 2005-06-28 16:05

6月23日

今月誕生日を迎える利用者さんのために
バースデーカードを作ることになったマーボー氏。

渡すのは数日後であるのに
「少しでもステキなものを贈りたい!」と
素材を家に持ち帰って下準備をしていた。

「6月生まれだから折り紙で紫陽花作ってみたんだー。
 顔写真入りにするんだけど、ただ写真を貼り付けるんじゃあ
 つまんないから縁取りもしようと思って。
 88歳、つまり米寿のお祝いなんだよ。
 だから添える言葉は『ハッピーバースデー──』……
 うーん、年齢的に英語って雰囲気じゃあないなあ。
 したら『八十八歳のおた──』……
 横書きにしようと思ってるから漢数字だと読みにくいか。ふむ。
 では『88歳のおた──』……
 せっかくだから“米寿”って入れたほうがインパクトあるよなあ。
 じゃあ『米寿のおよろこびを申し上げます──』って……」

普段使わない思考回路をフル回転させていたため
ボリボリと頭をかきながら作業すること2時間弱。

同居人に話しているのか、独りごちだったかは判別しかねるが、
マー氏の利用者さんに対する愛情は確かなものに違いない。
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# by trasac | 2005-06-24 16:04

6月20日

`?講座のレポートで、見事100点をゲット!
これまで3回のレポートを提出してきたが、
いずれも満点にはわずかに及ばなかったため、
今回は嬉しさも満点!

仕事帰りに図書館に寄って勉強するほか、
最近のお気に入りスポットは駅前のロイヤルホスト。

ドリンクバーでねばりにねばって
深夜の帰宅も少なくない。

そのロイヤルホストにて、
ある日、以下のようなドラマが。

〈シチュエーション〉
中年男性は天丼をオーダー&食べ終わる。
そして、器を下げに来た店員に向かって

中年「水っぽかったよ」
店員「え?」
中年「解凍が甘いんだよ」
店員「あ、はあ……」

上記のような「こんな人がいたよ! おもしろいね!」という話は
ほぼ毎回聞くので、勉強より人間観察に多大なる時間を
費やしている気がしてならないのだが、成績優秀なふうを見ると、
マーボー氏にとって介護の仕事はやっぱり天職だったのかもしれない。
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# by trasac | 2005-06-21 16:04