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7月23日

ガエル熱におかされているのは、実は同居人だったりもする。

その病原体はラテンが発生地なだけに、感染すれば一気に上昇するらしい。
彼の情熱的な立ち振る舞い、
たぶん日本とは真逆の表現方法と役者魂、
そして「素じゃないか?」と思わせる無邪気な笑顔に
同居人はここ数日、心奪われっぱなしのもよう。

そんな同居人の粋な計らい(または強制的)により
マーボー氏はガエルくんの出世作
『モーターサイクルダイヤリーズ』も見ることができた。

革命家になる以前の若き日のゲバラと友人が行った南米大陸縦断の旅。
実際に辿った道のりを忠実に再現したというこのロードムービーを見て
マー氏の感想は以下。

「改めて、自分は南米のこと全然知らないんだなあって、
 それと南米ってこんなに大きいんだなあって思ったね。
 “ゲバラの若い時”っていうのが引きになっているし、
 その人物描写もよくできてたと思うけど、
 この映画の見所は“南米大陸”というものの多様さじゃないかな。
 画の美しさに旅へと誘われた観客も少なくはないと思うね。
 あとロードームービーって『イージーライダー』ぐらいしか見てなかったから
 新しいジャンルが開拓できたのもよかったな、うん。
 いやあ、いいもの見たよ」

きっかけはガエルくんだったものの、
結果、ステキな映画に巡り合えたとのこと。

自分の部屋に帰る時にはこんな捨てゼリフを残した。

「俺も解放軍になりたい!」

出た出た! まさかの“過激派”発言!

かつて日活や東宝映画が全盛の頃、
任侠映画を見た若者が肩で風を切りながら街を闊歩していたと聞く。

その時代にマー氏が青年だったら、まさにそういう人だったんだろうなあ。
# by trasac | 2005-07-26 16:14

7月20日

今日は“自分に似ている”と言われる俳優の活躍を
その目で見るべく、『バッド・エデュケーション』と
『アマロ神父の罪』の2本立てを見に行った。

その俳優とは、メキシコ人のガエル・ガルシア・ベルナル。

呪文のような名を持つ彼は、
『モーターサイクルダイヤリーズ』で
若き日のゲバラを演じて大ブレイクしたラテン期待の星。

端正な顔立ち、濡れた瞳、口角の上がった口に
世界中の女性たちが近年魅了されっぱなしだとかそうでもないとか。

さて、彼を見た感想はどうだったのだろう?

「うん、似てるよ。似てると思った」

おぉ! 本人からまさかの“くりそつ”発言!

さらに、身長も同じだったから
体型からして似ているということになる。

うーむ、どっからラテンの血が入っていったのか。
生粋の上州っ子なのに。
# by trasac | 2005-07-22 16:13

7月15日

福祉業界に入る前のマーボー氏は

コンビニの床メンテナンスの仕事
スーパーの床メンテナンスの仕事
オフィスの床メンテナンスの仕事  などをしてきた。

つまりボーリング場のオーナーをしていた頃のタモリのごとく
ポリッシャー(電動式の床磨き機)を自在に操っていたのだ。

また、デザイン会社でちょっとだけ仕事をしたこともある。
昨日はその時期に知り合った方とお酒を飲んだ。

その方は男性であるが、同時に鋭い女性的感覚をも備えている。
独自の世界観を持ち、凡人でない雰囲気はぷんぷん。
生き方は天真爛漫とでもいうか、
快楽の追求には時間とお金を惜しまない(ような感じがする)。
英語堪能。海外渡航経験豊富。
そして現在はフランス語を“楽しく”学んでいるらしい。

そんな彼(彼女?)より
「ガエル・ガルシア・ベルナルに似てるわよねー」と言われたという。

ガエルくんの最近の映画といえば『バッドエデュケーション』。
見ていないので内容はわからないが、確か彼が女装をすることや
男性同士の“何か”があるということに注目が集まっていたように思う。

マーボー氏はうっすら感づいている。
「○○さん(上記に挙げた方)は僕のビジュアルが好きなんだと思うよ」と。

おぉ! まさかの“ビジュアル系”発言!
となれば、マー氏が“バッドエデュケーション”されるのも時間の問題か?!
# by trasac | 2005-07-17 16:12